お中元を送ってみた
こんばんは、前巛K屋です。
みなさん、お中元って知っていますか?
そうです、あの「お中元」です。
※画像はイメージです。
「お中元」とは”普段お世話になっている人に、感謝の意を表すために贈りものをする”のことです。この「お中元」には贈る時期があり、7月初旬や中旬に贈るのがベターだそうです。なのでもう少し日が経つと、いい年の人たちはお中元選びにお闘志を燃やし始めます。その結果、毎年デパートの中ではまあまあな殴り合いが起こり、相当な数の死傷者が出ます。
なので、そういった惨劇を避けるために僕は今からお中元を選ぼうと思います。
しかしながら、初めてかしこまったものを贈るので、何を贈ればよいのか僕には皆目見当もつきません。なのでここはひとつ…
手作りしたものを贈ればよいのではと考えました。
そうですね、手作りしたものを作りましょう。バレンタインデーだって手作りのチョコを渡すのですから、お中元だって手作りの何かを贈っても何も問題ないはずです。しかも手作りのものを渡すことによって、一抹の特別感を与えることができるのでとても効果的ではないでしょうか。
そして、一番重要なことが何を作るかです。
………………。
そうだ…。
日本人形を作ろう…。
ではそうと決まれば早速材料探しから始めたいと思います。
日本人形に必要なものは
・粘土
・筆ペン
・目玉シール
そして
・たくさんの毛
そうです。たくさんの毛です。日本人形は髪の毛が命。髪の毛が適当だと、見た目も変な感じになりせっかくのよいものが一発で無駄になってしまいます。なので髪の毛は上質なものを得るために…
刈ってきました。
こちらはユッキーさん。今回髪の毛を提供してくれる方です。
彼から刈り取る毛は…
とても上質で…
日本人形には…
使いやすいでしょう!!!!!
ありがとう、ユッキーさん!!!!
というわけで、日本人形制作にいきたいと思います。
ではます始めに、粘土を丸めていきます。
そして、目玉シールを貼り付けていきます。
貼り付けます。
もっと貼り付けます。
さらに貼り付けます。
十二分に貼り付けました。
十二分に貼り付けたものに筆ペンで
塗装をしていきます。そして、満足のいく塗装をしたら
髪の毛を植え込んでいきます。
ここが一番のポイントで、髪の毛は大胆に植え込んでいきましょう。
これでもか!と植え込んだら、
箱に入れていきましょう。
ちなみに、僕の他にも制作品があり
これと
これです。この二つは津波兄弟が制作しました。
制作した日本人形たちを箱に詰めると
こんな感じになります。
うわ〜〜〜〜〜。ワクワク感跳ね上がるぅ〜〜〜〜〜。
ちゃんと箱に送り主の名前も書き
包装もしたので
仙台くんの家の前に置いてきました。
なぜ家の前に置いてきたかというと、彼は家にいなかったとか、彼と僕の関係に修復不可能な亀裂が入っているというわけでもなく、単純に恥ずかしかったからです。
だって、考えてもみてください。いきなりかしこまってお中元を贈るとか絶対変な目で見られます。「あれ、こいつ俺をはめようとしているのかな?」とか「あ、今日が俺の命日になるのか」とか「私が救世主だ」とかいらぬ邪推をしてしまいます。
なので、ここはソッと何も言わず置くという選択をとりました。
喜んでくれるといいなぁ。(※この後、即バレしてめちゃくちゃ怒られました)
僕からは以上です。おやすみなさい。
撮影協力:津波兄弟
髪の毛提供:ユッキー